イライラを鎮めて、リラックス効果あり!? 月桂樹白湯で香りを楽しむ

月桂樹(英名:ベイリーフ)は、日本では、フランス語のローリエ、スペイン語のローレルなどの呼び方で流通していて、スープなどの煮込み料理に使われるスパイスです。クスノキ科の常緑樹で、地中海沿岸が原産です。
特徴的な香りを持ち、その香りは、樹木のような香りと、スーっとするハーブのような香り、そして柑橘系の香りを混ぜ合わせたような、少し複雑な香りです。一言でいうと、「森林浴で感じるような香り」です。

月桂樹の香り成分には、リラックス作用、血流を促す作用、イライラを鎮める作用があるとのこと。「森林浴で感じるような香り」と表現しましたが、まさに森林浴のような効果があるようです。

 

月桂樹の香りは臭みを消す

実家の庭には月桂樹の木がありました。植樹して35年ほどですが、とても立派な木です。母は小枝を切り、小枝を吊るして葉を乾燥させていました。幼い頃は、「そこら辺で採れる葉っぱをスープに入れている」という感覚でした。
実家を離れた今も、実家から分けてもらっています。買うと意外と高いのですね。我が家の月桂樹は、そこら辺で採って、枝を吊るして乾燥させたものですので、丁寧に乾燥された市販品のように、まっすぐな乾燥葉でもなければ、色味もバラバラで、大きい葉もあれば、小さい葉もあります。

ご存じの通り、お肉などを煮込む際、月桂樹を加えると月桂樹のさわやかな香りでお肉の臭みを取ってくれます。
私はカレーやシチュー、スープなどの煮込み料理に使っていますが、「そこら辺で採れる葉っぱ」を「なんとなく入れると良いらしい」という感覚でしたので、臭み取りの用途で使っていた事さえもわかっていませんでした。ビーフシチューなど、お肉を煮込む時は忘れませんが、ミートソースを作るときなんかは入れ忘れることも多々あるので、「お肉を煮込むなら絶対必要!!」とさえも、言い切れません・・・

煮込み料理のほかにはほとんど使わないので、月桂樹の本来香りがどんな香りかもよくわかっていませんでした。

イライラを鎮める月桂樹白湯

月桂樹の香りにはリラックス作用、血流を促す作用、イライラを鎮める作用があります。煮込み料理に使うだけではもったいない!もっと月桂樹の香りを楽しむため、以前から試してみようと思っていた「月桂樹白湯」に挑戦してみました。

 

ほんのりと月桂樹のさわやかな香りが立ち、あったかい白湯がじんわりと体を温めてくれる感じがします。香りの強い飲み物は少し苦手なのですが、そこまで強い香りではないので、香りを楽しみながら飲むことが出来ました。

ケンカしてイライラしていた子供に、「これ、イライラを鎮める匂いだよ。」と香りを嗅がせてみましたが、「・・・変な匂いする・・・」と。
我が子のイライラは、月桂樹の香りでは鎮まらなかったようです。

月桂樹の効果かどうかはわかりませんが、月桂樹の香りを感じながらゆっくり落ち着いて飲む時間は、心をリラックスさせてくれるような気がしました。