
サラダは生野菜を食べられる貴重な料理。野菜に多く含まれているビタミンCや葉酸などの水溶性ビタミンは、熱に弱く、炒めたり、茹でたりすると失われてしまいます。サラダにすると、水溶性ビタミンは失われず、ドレッシングなど油と一緒に食べれば脂溶性ビタミンも摂ることができるのです。
豆苗のサラダ
豆苗は何といっても安くて、1年を通して価格が変動しない主婦の味方のお野菜。炒め物にしても美味しいのですが、おすすめは断然サラダです。シャキシャキとした食感で、塩昆布とゴマ油で和えれば、子供たちも大好きな味になります。
豆苗にはビタミンKが豊富に含まれています。ビタミンKは骨を強くするビタミンですので、骨粗しょう症予防に良いとされています。β-カロテン、葉酸、ビタミンCも豊富に含まれているほか、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウムなどのミネラル、たんぱく質、食物繊維が含まれています。β-カロテンやビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に食べた方が吸収されやすい栄養です。
魚介類のサラダ
我が家では魚介類をトッピングしたサラダも頻繁に登場します。我が子たちは、ハムやサラミなどよりも、サーモン、エビ、イカ、ホタテなどが乗っているサラダの方がよく食べてくれるのです。ボイルしたエビやホタテをそのままトッピングすることもありますし、ホタルイカは醤油漬けにしてトッピングします。マリネにする場合は、エビなら殻ごと唐揚げにして、イカはさっと湯通ししたものを使います。
サーモンとエビにはアスタキサンチン、イカとホタテにはタウリンが多く含まれていますので、魚介類をトッピングすると野菜では摂れない栄養をプラスすることが出来ますね。

アボカド、チーズのサラダ
アボカドは加熱しても栄養が損なわれにくい食材ですが、加熱すると食べにくくなるので、やはりサラダにトッピングすることが多いです。アボカドに多く含まれる良質な脂が肌の乾燥を予防してくれますし、ビタミンEやグルタチオンなど美肌に良い成分が数多く含まれています。また血圧を下げ、むくみを予防に効果があるカリウム、女性に嬉しい葉酸も多く含まれています。
嬉しい栄養がたくさん含まれているといえ、1個でご飯1杯以上という高カロリー食材ですので、一度にたくさん食べることはお勧めできませんが、食物繊維も多く含まれていますし、脂肪を分解する効果も期待できるそうなので、サラダにトッピングする程度であればダイエット中であっても問題ないかな、と思います。
チーズは高たんぱく、低糖質で、ダイエット中のサラダにはもってこいの食材です。特にモッツァレラチーズは、ミニトマトと一緒にオリーブオイルとハーブソルト、バジルで和えてカプレーゼにしておけば、生野菜のサラダにトッピングするだけでドレッシングをかけなくても美味しいサラダになりますよ。
