自覚がなくても睡眠不足かも!?ちょっと長い睡眠と昼寝で睡眠不足解消

7時間寝ると良いと聞きますが、私たち日本人の平均睡眠時間は7時間半程度。でもこれは、世界的にみると短く、世界で1、2を争う短さなのだとか。

日本人の3割は夜型

毎朝すっきり起きられると、なんだか1日が充実する気がしませんか?朝からバリバリ家事や仕事こなす女性は素敵に見えますよね。ついつい夜遅くまで起きていてしまう夜型の人は、だらしないような気もします。努力が足りないのでしょうか?もっと頑張れば朝型になれるのでしょうか?
実は、朝型・夜型は遺伝的な要因も大きく、日本人の約3割は夜型らしいのです。気をつけていても夜型から抜け出せない方は、まずは「早起き」を心がけると良いようです。朝早く起き、カーテンを開け、光を十分に浴びることで、体内時計が少しずつ朝型に変化していくとのこと。

自覚していない睡眠不足が増えている

日本人の平均睡眠時間はおよそ7時間半ですが、毎日7時間以上の睡眠時間をとっている方は少ないのではないかと思います。特に20代~50代の女性の場合は、子育て、家事、介護などで十分な睡眠を毎日とるのは難しい方が多いのではないでしょうか。我が子たちは比較的よく寝る子たちなので、私自身は睡眠時間がとれている方だと思っていますが、それでも6時間~6時間半程度の睡眠時間です。
「1時間足りない程度なら睡眠不足にならないし、問題ない!」と思っていましたが、実はこのわずか1時間の睡眠不足も毎日のように続くと、徹夜並みに脳機能が低下してしまうとのこと。自覚がなくても睡眠不足に陥っているのです。

そういえば、ちょっとバタバタした日が続くと、しっかり寝たつもりでもなんとなく頭が働かなくなる時期があるような気がします。そして睡眠不足は、週末の寝だめでは解決しないどころか、逆に脳機能を低下させるだけでなく、高血圧、肥満、認知機能の低下、糖尿病・ガンのリスクを高めるなど、健康にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

睡眠時間をしっかりとる習慣をつける

睡眠不足は、毎日、睡眠時間を十分にとれれば解消されます。しかし、ダラダラとテレビを見て夜更かししているならともかく、残業、家事、育児などでどうしても十分な睡眠時間がとれない、という方もいらっしゃると思います。ゆっくり休むことが大切だとわかっていても、「頑張らなければならない日」はありますよね。
では、逆に「頑張らなくてもよい日」もありませんか?毎日はできないことも、1週間だけならできるかもしれません。週末の寝だめでは睡眠不足は解消できませんが、1時間長い睡眠を1週間続けるだけでも睡眠不足は解消されるそうです。
そしてお昼寝は頭をすっきりさせると聞きますよね。20分程度を目安にお昼寝をすると、昼間の眠気が解消されるそうです。

しっかり睡眠をとることが将来の健康につながりますので、「頑張らなくてもよい週」を見つけて実践してはいかがでしょうか。