
「おやつ=太る」というイメージがありませんか??
おやつの代表格、チョコレート、クッキー、ケーキ、スナック菓子、おせんべい・・・これらの食べ過ぎは確かに太ります。しかし、子供たちにはおやつが必要だとも言います。食べない方がよいと思いつつ食べているおやつ。おやつは「悪」でしかないのでしょうか。
おやつ、間食には朝昼晩の3回の食事で不足したものを補うという大切な役割があります。タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなど食事だけでは十分に摂れない栄養を間食で摂るということです。
特に小さい子供は一度に食べられる量も少ないため、食事の回数を増やして足りない栄養を補うという大切な意味を持っています。基本的には大人も同じです。食後のデザートよりも間食の方が太らないというデータもあるそうです。そうは言っても、おやつの食べ過ぎは太りますので、おやつはきちんと選ぶことが大切ですね。

「栄養を補うおやつ」というと、小魚やナッツ、チーズやドライフルーツなど健康に良さそうなものを思い浮かべると思います。ドライフルーツは食物繊維、ナッツは良質な脂肪酸、フルーツにはビタミン、小魚にはミネラル、チーズにはタンパク質と、それぞれの特徴を持っています。糖質制限、カロリー制限、脂質制限など、何かしら制限をしている期間は、特におやつ選びにも慎重になりますよね。しかし、毎日のように暴飲暴食をするわけでなければ、おやつは食べたいものを食べる、という日があっても良いのではないでしょうか。
私はおやつには、心を満たすという大切な役割があるのではないかと思っています。食べたいものを食べられる、それだけで幸せを感じられるからです。でも食べたいものが、必ずしも健康に良いものではありません。それでも心が満たされるなら、それも健康に繋がるのではないでしょうか。
さまざまなダイエット方法、健康法があり、それぞれに良い面と悪い面があります。自分の目的によって、どの方法を選ぶかも異なります。そして、その方法に合うおやつも違います。すべてにおいて万能なものはないからこそ、昔から「バランス」が重視されてきたはず。
自分には「何が必要なのか」を自分自身でわかってあげることが大切ではないかと。便秘気味、貧血気味、疲れがたまっている、太ってきた、肌が荒れている、イライラしがち・・・ちょっと冷静に自分を見て、ちゃんとケアすることの大切さを日々感じています。
栄養だけじゃなく、心もバランスが大切。疲れた時は自分にご褒美をあげる、それだって立派な健康法だと思うのです。
