レモン酢で内側からもエイジングケア

外側からも内側からもキレイにしてくれるレモン酢。エイジングケア、スキンケア、ダイエット・・・さまざまな効果が期待できるレモン酢は、私も愛飲しています。

作るのも簡単、保存も常温でOK

レモン酢の材料は、レモン、酢、氷砂糖の3つです。作り方は、酢にスライスしたレモンと氷砂糖を加え、レンジで少し温め、よく混ぜて1日置くだけという、とても簡単です。我が家では、リンゴ酢と氷砂糖で作ります。はちみつで作っても美味しいですね。保存は常温でも大丈夫なので、おしゃれな瓶で作ると見た目も可愛いく保管できます。

飲み忘れることもしばしばあるので、毎日ではないのですが、1日大さじ1、2杯のレモン酢を水または白湯で希釈して飲んでいます。炭酸で割っても美味しいです。

 

レモン酢のココがすごい!

レモンと言えばビタミンCというイメージがありませんか?
レモン全果100gには100gのビタミンCが含まれており、レモン果汁100gには50mgのビタミンCが含まれています。レモン全果とは、種とヘタを除いた部分です。成人の1日推奨量が100mgですから、レモン全果ではレモン1個分、レモン果汁だとレモン2個分ということになりますね。
外側の皮と薄皮の方にもたくさんのビタミンCが含まれていますので、たくさんビタミンCを摂るには、皮ごと食べる方が良さそうです。しかし、ビタミンCはとても繊細な栄養素で、水につけると流れ出てしまい、3分以上熱をかけると半減してしまいます。丸ごと使い、加熱しないレモン酢だと、ビタミンCがたっぷり摂れそうですね。
ビタミンCは、コラーゲンの合成を助ける、シミの原因となるメラニン色素の沈着を防ぐ、など美肌づくりには欠かせない栄養素です。抗酸化作用を持つのでエイジングケアも期待できます。

レモンにはクエン酸が豊富に含まれているのもご存知だと思います。レモンのクエン酸の量は、果物の中でも1番で、グレープフルーツやキウイフルーツの約3倍もあるそうです。クエン酸は疲労回復に効果的であることでも有名ですよね。クエン酸は、私たちの体の中でエネルギーを作り出す仕組みの一つであるクエン酸回路に必要な成分で、不足するとエネルギーを作り出す力が弱くなり、疲れを感じやすくなります。また、老化の原因となる活性酸素を分解する働きもあり、エイジングケアも期待できます。

レモンの薄皮の部分には、エリオシトリンというポリフェノールとビタミンPとも呼ばれるヘスペリジンが含まれています。このポリフェノールは柑橘類の中でも、レモンの含有量がダントツです。ポリフェノールの働きとして有名なのが抗酸化作用です。体の中で発生する老化の原因となるサビを防いでくれるのです。また、このポリフェノールは血のめぐりを良くし、血中の中性脂肪を減らしてくれるそうです。そしてヘスペリジンは、血のめくりを促す働きがあります。

レモンの外側の皮には、ビタミンEが含まれています。ビタミンEはビタミンCと同様、抗酸化作用があり、ビタミンCと一緒に摂るとその効果はさらに上がりますので、レモンは効果的な食材ですね。ビタミンEには、手先足先の血管を広げてめぐりを良くする働きがありますので、冷えの改善も期待できます。

お酢に含まれる有機酸には、糖の分解と吸収を穏やかにする働きがあります。そして、糖の消費を促し、脂肪を蓄積されにくくする働きもあります。脂肪の分解を助ける働きのあるアミノ酸が含まれていますので、ダイエット効果も期待できそうです。

レモン酢は、抗酸化作用を持つ栄養素がたくさん含まれていて、相乗効果も期待できます。見た目のエイジングケアと内側からのエイジングケアの両方の効果が期待できるレモン酢は、女性にとって強い味方です。
母はレモン酢を飲み始めて肌がキレイになったと自慢しておりました。効果の程はわかりませんが、衰えがわかりにくい内側のケアはしっかりしておきたいと思います。

 

国産レモンがお店に並び始めましたね。緑色と黄色のグラデーションがとても素敵です。
皮ごと食べるには防腐剤が入っていない国産レモンの方が安心ですが、値段もお高めですし、手に入らない時期もあります。海外産のものを使う際は、しっかり洗ってから使ってくださいね。