
もうすぐ冬本番。暖房を入れはじめると、気になるのはお肌の乾燥ですよね。
子供たちの手の甲がカサカサしてきたので、お風呂上りの保湿を念入りにせねば!と思う今日この頃です。
シワ、たるみ、くすみにつながる乾燥
女性にとってもお肌の乾燥は大問題です。乾燥肌を放っておくと、シワ、たるみ、くすみなど、お肌の老化につながりますし、乾燥によるかゆみ、かゆみ対するイライラなど精神的にも悪い影響を与えてしまいます。
では、お肌の乾燥の原因はなんでしょう?
皮膚の細胞は、だいだい1か月~1か月半の周期で新しい細胞へ入れ替わります。これがよく聞くターンオーバーです。めぐり(血の流れ)が滞ると新陳代謝が悪くなったり、栄養分が十分に届かなかったりなどの理由でターンオーバーが鈍り、肌荒れが起こります。湿度や気温の変化以外にも、加齢、紫外線など外部からのダメージ、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足でもお肌の乾燥を引き起こすそうです。
子供たちの乾燥は湿度や気温の変化によるものだと思いますが、私の乾燥は加齢、睡眠不足、ストレス、疲れ・・・といったところでしょうか。いつまでも若いつもりでいるものの、年齢には逆らえませんね。
新陳代謝を高めて乾燥対策
乾燥肌を防ぐには新陳代謝を高めることが重要です。
新陳代謝を高めるには、ゆっくり入浴する、体を温めるものを食べるなどで血のめぐりを良くすることが効果的です。入浴後はしっかり保湿し、皮膚から水分が逃げないようにきちんとケアすることが大切ですよね。以前ご紹介した、温め食材で内側から体を温めることでも新陳代謝は高まります。
お肌が喜ぶ栄養も
お肌の乾燥は、栄養面からもケアしましょう。
肌も、髪も、筋肉と同様にタンパク質でできていますので、たんぱく質が不足するとお肌のトラブルも起こりやすくなります。肌トラブルは内側から改善するには、まずタンパク質はしっかり摂りましょう。タンパク質とビタミンCを一緒にとるとコラーゲンの生成が促進します。そのほか、乾燥肌に良い成分としては、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEが挙げられます。

レバー、ウナギ、モロヘイヤなどに含まれるビタミンAは、肌にうるおいを与える働きがあります。サバ、サンマ、レバーなどに含まれるビタミンB2、ビタミンB6は、皮膚の新陳代謝を促し、肌にハリと弾力性を与える働きがあります。ピーマン、キウイフルーツ、柿などに含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。アーモンド、カボチャ、キングサーモンなどに含まれるビタミンEは、血のめぐりを良くし、肌のすみずみまで栄養分を行き届かせ、肌にうるおいをもたらせる働きがあります。
肌がカサつき、乾燥によるかゆみに困っているにも関わらず、ゆっくり入浴する、しっかり保湿するという基本的な事でさえも毎日は実践出来ていないダメダメな私。
アーモンドは仕事中のデスクでもつまめるので、乾燥肌対策のおやつにしています。デスクの引き出しにはホホバオイルも忍ばせて、乾燥したなと思ったら使うようにするなど、出来る範囲で乾燥対策を実践中です。
